MAT Official Rules

  • 信義則

     選手はスポーツマンシップに則り、格闘技競技者として、正々堂々と真剣勝負を行うものとする。

  • 試合場

     4m×4m以上、7m×7m以下で競技本部が認定したものを使用する。

  • 競技用具

     ・選手は競技本部が規定するグローブ必ず着用する(基本は6オンス、契約体重により8オンスを使用する)
     ・選手は競技支障のない、競技本部が認定するコスチュームを着用する。
      上半身は金具のついていない着衣(ラッシュガード・タンクトップ・Tシャツ等)下半身はスパッツ・キックパンツ等、上下共に体のサイズにあったものを使用する。
     ・ワセリン・オイル等は、顔面のみ競技本部が認める最低限の範囲の塗布を認める。体・足には、いかなるものも塗布してはならない。
     ・シューズを着用することは禁止する。
     ・選手は競技本部が規定するマウスピースおよび、アブスメントガードを必ず着用する。
     ・サポーター、テーピング等はドクター・競技本部・対戦相手が許可したものに限り着用を可とする。
      またバンテージは拳を保護する目的で最小限のもので、競技本部が認定したものに限り着用を許可する。
      (ナックルパートへのテーピングは不可。指の間へのテーピングは可)。
      いずれの場合も、着用の際は必ず公式レフェリーによるチェックを受けるものとする。
      尚、競技備品は主催者および競技本部からは支給されないものとする。

  • 試合時間

     ・1R2分間の3R制、または3分間の3R制で行う
      (試合形式により制定する。王座防衛戦は3分×3R、王座決定戦は延長1Rのマストシステム有)。
     ・ラウンド間のインターバルは1分間とする。

  • 階級・契約体重

     試合は、両選手と競技本部の合意の下に、指定体重契約によって行うものとする
      (今後、選手層の推移をみて階級の制定を行うものとする)

  • 有効な技

     ・あらゆるパンチ・キック、バックハンド、後ろ廻し蹴り、相手を捕らえた状態(首相撲・片手による引っ掛け)から1回の膝攻撃。※反則の項も参照

  • 勝敗の決定

     ・KO
      (レフェリーのダウンカウント後、10カウント以内にファイティングポーズを取れなかった場合)
     ・テクニカルノックアウト(TKO)
     ・レフェリーが試合続行不可能と判断した場合。
     ・レフェリーの判断により危険と想定される連続した打撃攻撃を受けた場合。
     ・ドクターが医学的見地から試合続行を不可能と判断し、レフェリーがそれを承認した場合。
     ・セコンドがタオルを投入、または棄権する意思を申し出た場合。
     ・ひとつのラウンドにおいて3回ダウンポイントをとられた場合。
     ・反則行為による試合中止。
      ※反則に関しては別項参照
     ・規定ラウンド以内で決着がつかなかった場合、3名のサブレフェリーによる判定決着とする。
      ※判定基準に関しては別項参照。
     ・偶然のアクシデント(バッティング等)により、試合の継続が不可能となった場合、1R終了以前であればノーコンテスト、1Rが終了していれば継続が不可能となった時点までの採点により、判定決着とする。

  • 反則

     ・試合中、反則行為があった場合、レフェリーおよびサブレフェリーは反則を犯した選手に注意・イエローカード・レッドカードを提示する。
     ・レッドカードは-1ポイントとなる。(1つのラウンドにつき2回、累積3枚で失格負け)
     ・なお、反則が明らかに故意による悪質な場合、レフリーはただちに反則負けを宣する事ができる。
     ・反則は以下のとおりとする。
     ・肘による攻撃。頭突きによる攻撃。
     ・投げ技。関節技。
     ・蹴り足をキャッチしてからの攻撃は一発のみで2発以降は反則となる。その際攻撃のため2歩までは移動可。
     ・後ろを向いた相手への後頭部、延髄、脊髄へのすべての打撃。
     ・首相撲・片手による引っ掛けからの2回以上の膝攻撃。
      相手を捕らえた状態からの攻撃は先に仕掛けた選手の1回のみであり、双方1回ずつではない。
      片方の選手が捕らえた状態から1回攻撃をしたら、首相撲・引っ掛けを解き、対戦相手を離さなければならない。
     ・ホールディング、攻撃を伴わないクリンチ(プッシング・押して攻撃は可)
      ※特にバッティングや、バッティングを誘発する頭から(相手を見ずに)突っ込む選手には厳しく注意する。
     ・ロープをつかんでの攻撃。また、ロープを利用して相手の攻撃から逃げようとする行為。
     ・故意に試合場外へ逃げる行為。
     ・自ら攻撃を仕掛けようとしない消極的な状態をみせた場合。
     ・噛みつき、目潰し(サミング)、他、スポーツマンシップに反する行為。
     ・下腹部への攻撃(ローブロー)
     ・レフェリーの指示に従わなかった場合。レフェリーに対する過度な抗議。
     ・その他、レフェリーが危険、悪質とみなした行為。

  • レフェリー

     ・レフェリーとサブレフェリーの判定、裁定は試合において絶対的なものであり、何者もこれに従わなくてはならない。
     ・試合は1名のメインレフェリー、および3名のサブレフェリーによって管理される。

  • セコンド

     ・一人の選手につきセコンドは3名までとする。(インターバル中、リングインは1名のみ)
     ・試合中、セコンドは自コーナーを離れてはならない。
     ・試合中、セコンドは選手の体、および試合場、ロープ等に触れてはならない。
     ・選手とセコンドはレフェリーの判定および指示には必ず従う事とする。

  • 判定

     ・規定ラウンド以内で決着がつかなかった場合、判定によって勝敗を決定する。ダメージ:有効打を用いてよりダメージを与えた選手にポイントを与える。
      パワー:力強い攻撃を行った選手にポイントを与える。
      アタック:積極的に攻撃を行った選手にポイントを与える。
      コントロール:攻防の技術が優れている選手にポイントを与える。
      フェア:反則(イエローカードや注意)をした選手はポイント同数の場合、マイナス評価となる。
     ・採点基準は1:ダウン 2:ダメージ 3:クリーンヒットの順で、ダメージを与える強い攻撃を最優先に評価し、手数はあっても弱い攻撃は評価しない。(各ラウンドの採点は独立しており、両者に差が無い時は10-10)
     (※ただし、一方的に打たれた場合はスタンディング・ダウンを取る場合もある)
      ポイントは有効打による負傷、スタミナ切れもダメージとみなし、ラウンド中に横や下、背中を向ける行為もダウンの対象となる。
      採点は10ポイントで採点し、両選手に差が無い場合は10-10、一方の選手が優勢の場合は10-9、一方の選手がダウンした場合は10-8、一方の選手が2度ダウンを奪われた場合は10-7を基準とする。
      ラウンド中にレッドカードを提示された選手はレッドカード1枚につき上記スコアより、-1ポイントされる。